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2007年2月26日 (月)

VJ道場Journal

 このブログの「現代日本の治安と『怒りの文化』」に,立命館大学のインターネット放送局「VJ道場」のトラックバックがつきました。小生はまだブログ初心者なので,このような場合どうしたらよいか分からないのですが,御礼を申し上げておきます。

 トラックバック先のビデオリポートは,京都市内の商店街に設置された1200台とも1500台とも言われる防犯カメラについて,「本当に防犯の役割を果たしているのか」とか,「そもそも防犯カメラを設置することが許されるのか」などの問題提起をしています。細かいつっこみどころはいくつかありますが(大学教授にジュースの自動販売機の前でインタビューしちゃマズイだろう,とか),全体として丁寧な作りで,好感が持てます。

 京都市の商店街に設置された防犯カメラは,過去の窃盗事件の解決につながった業績はあるものの,「防犯」の名にふさわしい犯罪抑止力は無いのではないか,という問題提起でしたが,この問題提起をするならば,商店街や警察に取材して,カメラ設置前の犯罪認知件数と,設置後の犯罪認知件数を具体的に示してほしかったところです。私の勝手な想像ですが,そもそも,カメラ設置前も,さほどの犯罪認知件数はなかったのではないでしょうか。また,費用対効果を問題にするのであれば,設置費用の6000万円に留まらず,維持費用として今後幾らの出費を要するのか,についても報道してほしかったところです。教授が指摘するように,防犯カメラが通行人を撮影することが違法であるならば,VJ道場の皆さんが通行人を撮影しインターネットで放送することはどうなのか,についても考えて頂かないといけません。

 今後もVJ道場の皆さんがこの問題に取り組んでいくことを期待します。頑張ってください。

VJ道場はこちら http://www.vjdojo.net/index.html

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