ライフログ・サミット2009
日経コミュニケーション社等主催のライフログ・サミット2009に弁士の1人として出席してきた。会場の青山ダイヤモンドホールは表参道に面しており、十何年かぶりで表参道を歩くことができたし、初めて表参道ヒルズも見た。完全におのぼりさんである。
高い受講料なのに、会場は満員御礼の186名が出席され、ライフログビジネスへの関心の高さがうかがわれた。講師は、ITジャーナリストの佐々木俊尚氏をはじめとするこの分野の代表選手であり、私など文字通り末席を汚してきたようなものだ。
ライフログについておいおいこのブログにも書いていきたいが、なにしろ法整備が全くなく、裁判例も皆無に近い。プライバシー権との関係で問題があることは間違いないが、どこからが違法かは分からない。こういったグレーゾーンを、例えばアメリカ人は青信号と受け取るが、日本人は赤信号と見る。しかしそれでは日本のネットビジネスは再びグーグルやアマゾンの後塵を拝することになるので、是非リスクを怖れず挑戦してほしい、そういう主旨でお話をしたつもりだが、弁護士が話すとどうしてもリスク回避で後ろ向きに取られがちなので、上手く伝わった自信はない。
終了後、何人かと名刺交換をさせていただき、悩みや目標など、熱い気持ちを伺った。今後も、お力になれればと思う。(小林)
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