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2010年3月19日 (金)

メールでのご感想

こんな日弁連に誰がした?」については、ブログなどでたくさんご感想をいただきました。本当にありがとうございます。

このほか、読者より電子メールでも多くのご感想をいただきました。旧友から四半世紀ぶりに連絡をもらい、感激したこともありました。

もちろん私信であり、手前味噌的なところもあって躊躇したのですが、一部に是非公開して、問題意識を共有したいものもありましたので、ご紹介します。

1 国立大学の教授

「興味を持ったのは、「法科大学院」導入のくだりです。我々国立大学の「大学院重点化」「理工系博士の増員」に極めて類似した構図を持っています。おそらく、どちらのケースも自分の出世栄達のみを考え、社会への波及効果を2の次にする役人連中が先導したのは、間違いありません。彼らは結果責任をとりませんからね。

お蔭で、あほな「博士(工学)」が全国で大量に生産され、大学人も困り果てていますし、その博士学生も行き先がなく困っているのです。

全く「質の悪い司法修習生」や「仕事のない若手弁護士」と同じです。

このような体たらくに、当事者の我々大学人が責任ないのか、といわれるとつらいですが、恐るべき類似にちょっと寒くなりました。」

2 現役の官僚

「ロースクールという矛盾に満ちた制度が、バランスの欠いた思い込みによって作られ、多くの路頭に迷いかねない修了生を送り出していること、さらに合格者の中で千番以下の就職が困難な状態になっていることは、どうみても失敗であり、関係者がそれぞれの立場で、自己弁護はあるにしても事態の総括をすべきだと思います。

日弁連という組織といえない組織が総括をするのは困難でしょうが、貴著がその役を十分に果たしているといえるでしょう。

じつにおもしろく、かつ政策決定にまきこまれた際の教訓に満ちた本書は、法曹三者の枠を超え、公共政策の分野で必読書に位置づけられるべきものと思います。」

 必読書か否かはともかく、本書は法曹三者内に視点を置いて書いたのですが、文部省ないし大学制度という視点で見てみると、問題はさらに広がるように感じました。

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