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2011年2月25日 (金)

宇都宮健児と長嶋茂雄

223日、東京弁護士会法友全期会シンポジウムにお誘いいただいて出席した。

法友会は、日弁連最大の東京弁護士会内最大にして最強派閥。全期会には15年目までの若手が所属する。今回のシンポの趣旨は、「若手で司法改革を総括しよう」とのこと。宇都宮健児現日弁連会長、丸島俊介日弁連前事務総長、竹之内明次期東京弁護士会長という蒼々たるゲスト故か、約100名の会場は満員だった。

丸島・竹之内弁護士は、司法改革の歴史を淀みなく話される。1990年の司法改革宣言から日弁連が一貫して取り組んだ「長く困難なたたかい」の歴史だ。さすがは日弁連の保守本流だが、この史観が日弁連全体で共有されていれば、昨年の日弁連会長選挙で、法友会の推す候補が勝っていたはずだ。そこに派閥としての悩みがあり、シンポを開く動機がある。

私にとっても、とても刺激的な会だったが、若手にとって最もショックだったのは、宇都宮会長との意識の差だったと思う。サラ金被害者等の貧困対策の運動論に終始し、「弁護士の貧困問題」を顧みない発言には、密かに失望した若手も多かったと思う。

「私は二度事務所をクビになった。仕事にあぶれて始めたのがサラ金事件だ。若手も新しい業域開拓にがんばれ」と言われても、若手としては困ってしまうのだ。確かに宇都宮健児は弁護士の理想であり誇りだが、多くの弁護士は、宇都宮健児になれない。長嶋茂雄に指導を受けても、長嶋茂雄になれないのだ。

「名選手必ずしも名監督にあらず」という。名選手である宇都宮弁護士は、果たして名監督として歴史に名を残すだろうか。

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