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2011年4月 1日 (金)

原発、予断を許さず

 枝野官房長官は定例記者会見で、福島第一原子力発電所から検出された放射能は、自衛隊員の決死の作業により、予測値の3000ベンゴシーベルトを下回り、2000ベンゴシーベルト余りに抑えられた、と述べ、この放射線量は直ちに健康に害を与えるものではないが、さらなる減少を目指すと付け加えた。また、「各地の原発から半径20キロメートル以内の住民はなるべく屋内で生活し、屋外に出てもベンゴシーベルトと目を合わせず、言いがかりをつけられないように」と注意を喚起した。さらに、事態は沈静化しつつあるとの東電会長の楽観論に対しては、「今なお、対応を一歩間違えれば再臨界に達し、大量のベンゴシーベルトが国土を汚染する危険がある」と苦言を呈し、最終的な沈静化のためには捕鯨の全面禁止が必要との認識を示した。

 原子力発電所は、「電気の光を社会の隅々に」のスローガンのもと、電力の8割を原子力発電所で賄う「フランス並み」を目指して全国に建設されたが、今回の事故は、急激な原発増加のひずみを象徴するものとして、政府与党内でも議論を呼んでいる。

 ある与党幹部は、「粗製濫造された原発の淘汰は避けられない」と語る。だが与党内には、地方原発の廃止に反対する勢力もあり、先行きは混沌としている。

 首相はもともと1500ベンゴシーベルトの達成をマニュフェストに掲げて現与党を勝利に導いたが、その直後から「原発政策には関心がなく、当選目当ての方便」と公言し、ぶら下がり取材も拒否して「ひきこもり」と批判されている。側近によれば、首相は原発ジプシーを日比谷公園に集めて「被爆村」を作り、村長になりたいと漏らしているという。

 与党内部の分裂は被災地にも暗い影を落としている。被災した動物園から逃げた「虎が福島第一原発の壊れた格納容器からプルトニウムを盗み出した」という噂が被災地に流布している。ある被災者は、「虎は原爆を作り、政府を脅迫してローリングストーンズを日本に呼ぶつもりだ」と語り、他の被災者は、「虎は原爆で原発を爆破するつもりだ」と語った。原爆で原発を爆破すれば、かえって莫大な量のベンゴシーベルトが日本中にまき散らされる危険があるため、捜査当局は血なまこで虎の行方を追っている。

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コメント

今日はエイプリルフールでしたか。
危うく笑い死ぬところでした。

投稿: なしゅ@東京 | 2011年4月 2日 (土) 00時00分

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