« 平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(1) | トップページ | 平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(3) »

2012年2月14日 (火)

平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(2)

平成24年度日弁連会長選挙は、再選を目指す現職の宇都宮健児候補に、旧主流派から2名が挑む構図となった。平成22年度の選挙では、史上初の再投票の末、地滑り的勝利を収めた宇都宮候補だが、今回は、同じく再投票になったものの、大きく得票率を減らした。その得票率は、前回不出馬となった反主流派高山俊吉弁護士の後継として出馬した森川候補の得票率と合算しても、平成22年度第1回の得票率に及ばない。

このことは、再投票で宇都宮候補が勝利する条件としては、最低限、森川候補の支持者を全部取り込む必要があることを意味する。実際のところ、反原発のスタンスでは、宇都宮候補と森川候補の公約は似通っているから、日弁連の反原発活動を期待して森川候補に投票した弁護士の多くは、再投票では宇都宮候補を推すだろう。

しかし、再投票では、山岸候補も相当程度、尾崎候補の支持者を取り込む可能性がある(可能性の程度については後述する)。そこで仮に、24年度第1回投票結果の「宇都宮・森川」候補の得票数の合計と、「山岸・尾崎」候補のそれとを比較してみると、山岸候補は総得票数11276となって、8413票の宇都宮候補に2863票差で勝ち、獲得単位会数も23となって当選要件を満たす。

このことは、巷間言われているとおり、「山岸・尾崎が分裂していなければ、主流派候補は宇都宮候補に勝てた」ことを裏付けている。結果論だけどね。(続く)

Yamaoza_vs_utumori

|

« 平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(1) | トップページ | 平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(3) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/192469/53959526

この記事へのトラックバック一覧です: 平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(2):

« 平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(1) | トップページ | 平成24年度日弁連会長選挙第1回投票結果の分析(3) »