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2012年4月 1日 (日)

猫ひろし、日弁連会長内定

Nekohirosi

カンボジア国籍のお笑い芸人でマラソンランナーでもある猫ひろし氏(34)が、日弁連(日本弁護士連合会)会長に就任することが内定した。弁護士資格がなく、日本国籍を有しない日弁連会長は史上初。

日弁連会長はもともと、日弁連会員である弁護士のみ就任資格を有していた。ところが、平成242月に実施された日弁連会長選挙に立候補した現職の宇都宮健児氏(65)と山岸憲司氏(64)の両方が当選要件を満たさず、再投票と再選挙を繰り返したあげく、両候補とも再々選挙への立候補を辞退したため、選挙管理委員会が、候補者の公募に踏み切ったもの。

日弁連会長の当選要件は、最多数票を獲得するとともに、全国52ある弁護士会の3分の1である18会以上の支持を得ること。山岸憲司候補は総得票数で上回ったものの、地方弁護士会の支持を得ることができなかった。この決着が付かない限り、理論的には、永遠に再投票と再選挙が繰り返されることになる。ある選挙管理委員は、「理論的に選挙が永遠に終わらない可能性があることは、選挙規程を制定した当時の弁護士にも分かっていた筈だが、まさか本当にそのような事態が起きるとは、想定外だったと思う。それだけ現在の(日弁連の)分裂状況が深刻、ということです」と語った。

しかし、弁護士資格要件を外して立候補者の公募を行ったものの、届出は猫ひろし氏ただ一人。日弁連幹部が著名な学者や政治家、経済人に立候補を打診したが、いずれも「泥舟には乗りたくない」と拒否されたという。

猫ひろし氏が立候補を届け出た際、「カンボジア人に日弁連会長資格があるのか」との疑問も指摘されたが、「公募資格に国籍条項を設けなかった以上、日弁連会長就任はやむを得ない。外国人が立候補してくるのは想定外だった」(ある選挙管理委員)と、ふたたび選挙規程のツメの甘さを露呈した格好だ。

もっとも、「異論の核心は国籍ではなく、無名のお笑い芸人の売名行為ではないかという点にある。大多数の弁護士は、ロンドンオリンピックを見るまで『猫ひろし』なるお笑い芸人の存在を知らなかった。だが、公募をしておきながら、職業差別的なことを口に出せないでしょう」(ある日弁連幹部)。

猫ひろし氏自身は批判もどこ吹く風。「給費制復活を訴えるノボリを背負って全国をマラソンしたいニャー!」と意気軒昂。記者会見では寒いギャグを連発していた。

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コメント

さすがに無理があるかと(笑)

投稿: エノキ弁 | 2012年4月 1日 (日) 01時15分

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