« 内藤頼博の理想と挫折(38) | トップページ | 内藤頼博の理想と挫折(39) »

2013年9月19日 (木)

後期高齢弁護士責任賠償保険制度発足へ

日弁連は916日、後期高齢弁護士責任賠償保険制度の発足を公表した。

後期高齢弁護士責任賠償保険(略称「後高賠」)は、75歳以上の弁護士が依頼者に経済的損害を与えたときに賠償する保険。従来より、弁護士のミスなどで依頼者に与えた損害を賠償する保険があったが、加入は任意だった。これに対して「後高賠」は強制加入となる。

また、一般の弁護士賠償保険は、横領など故意や重大な過失により依頼者に損害を与えた場合の保険金支払いがないのに対して、「後高賠」は、故意による損害も補填するのが特徴。

「後高賠」発足の背景には、多発した高齢弁護士による不祥事がある。75歳以上の弁護士による預かり金の横領や事件放置は、ここ数年急増。1000万円以上の横領事件だけでも、過去1年間に10件起きており、日弁連の監督責任を問う世論が高まっていた。

「高齢弁護士による不祥事の特徴は、弁護士本人がボケていて、横領の認識すらない場合が多いこと。認知症の弁護士による依頼者の損害をカバーするため、(故意過失を問わず賠償する)保険が必要だった。『後高賠』の導入により、高齢の弁護士でも安心して事件を頼めるようになり、法の支配を社会のすみずみに、という司法改革の趣旨にも合致する」と日弁連幹部は背景を語った。

保険料は年齢を問わず、全会員が負担する。この措置には若手弁護士を中心に大きな反発が生じた。「そもそも認知症の弁護士賠償保険を作る前に、資格返上させるべきではないか」という声が高まり、「弁護士75歳定年制」を導入する動きもあったが、「定年制は結局自分の身にはねかえってくる。若手弁護士ほど将来に対する不安が大きく、75歳で資格を返上できる自信がない」(日弁連幹部)ため、尻すぼみに。それでも一部の若手弁護士は、日弁連総会で反対決議を提案したが、長老弁護士から「黙れ小僧!」と一喝され、腰砕けとなってしまった。

日弁連評論家の小林正啓弁護士 「『後高賠』って、もしかして『好々爺』とひっかけているのか?いずれにしろ、敬老の日にふさわしい、いいニュースだと思いますが、なにか?」

注;このエントリはフィクションです。実在の個人や団体とは一切案系ありません。

|

« 内藤頼博の理想と挫折(38) | トップページ | 内藤頼博の理想と挫折(39) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/192469/58222017

この記事へのトラックバック一覧です: 後期高齢弁護士責任賠償保険制度発足へ:

« 内藤頼博の理想と挫折(38) | トップページ | 内藤頼博の理想と挫折(39) »