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2014年9月19日 (金)

スットコランド弁護士会、分離独立へ

全国52弁護士会のうち、東京三会を除く49弁護士会が日弁連からの分離独立を問う会員投票が18日行われた。事前調査によれば、40を超える弁護士会で独立が可決される見通し。分離独立した弁護士会は連合して新しい弁護士会を設立する予定だが、それまで暫定的に「スットコランド弁護士会」を名乗る。全国組織の弁護士会が分裂するのは、大正14年以来約90年ぶり。

分裂の発端は東京都霞ヶ関の日弁連会館建て替え問題。弁護士会館が竣工した平成8年の弁護士人口は約15000人だったが、その後の司法制度改革により弁護士人口は激増し、4万人近くにまで達した。日弁連、東京弁護士会、第一、第二東京弁護士会が同居する弁護士会館は手狭になり、東京三会を中心に、建て替えの計画が持ち上がっていた。

しかし東京以外の地方弁護士会は、「弁護士会館の建て替えは会費増額に直結するとして、この動きに反発。これに対し、会員数に勝る東京三会が中心となって二回にわたる日弁連総会を開き、会館建て替えを強行採決した。同時に、全会員の年会費を一律1万円値上げする決議を行ったため、地方弁護士会の怒りは頂点に達していた。

大阪弁護士の若手弁護士(40)は、「年60万円の会費ですら負担なのに、東京の弁護士が使うだけの建物のため会費増額など受け入れられない。いまどき、全国的な会議はスカイプなどを使えば可能で、大げさな建物は不要。東京の横暴は許さない」と話す。地方の若手会員を中心に日弁連の分裂を問う会員投票が企画され、18日の投票が行われた。

もっとも、弁護士法上、弁護士の全国組織は一つだけしか認められていない。投票の結果分離独立を議決した弁護士会は、連合して国に対し、二つ目の全国組織を作るための法改正を要求するとしている。

 

日弁連問題に詳しい小林正啓弁護士 「分離独立反対派の弁護士会も対抗して、新しい全国組織を作る動きがあるようです。暫定名はユナイテッド・キングジムだとか。文房具でも売るんですかね」

 

 

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コメント

東京の弁護士会館は、いつ行っても人がまばら。裁判所に用事があって一休みしたいときは、いつも弁護士会館で無料のほうじ茶と緑茶を飲んで日比谷公園を眺めていた。建物だってまだまだきれいだしトイレなんか裁判所より機能的だった。ただ駐車場が有料なのがいただけない。
過去に、紛議調停、懲戒請求申立に通ったことがあったけど、申立書を各人数分申立人がすべて用意しなくてはいけないことに納得できなかった思い出がある。
弁護士会費が、弁護士を圧迫している今、弁護士による横領、詐欺事件は、今後も増えるだろう。それらの行為が、全弁護士の首を絞めている事に気づくべきだ。

投稿: はるな | 2014年9月19日 (金) 10時32分

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