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2015年5月14日 (木)

LINEでの無料法律相談担当弁護士を大幅増員

弁護士会は41日、試験的に行っていたLINEによる24時間無料法律相談の担当弁護士を大幅に増員すると発表した。

LINEによる法律相談は、会員登録した一般市民が相談を投稿すると、待機する弁護士がLINEで回答するもの。費用は一切かからない。本年1月から試験的に行ったところ、相談が殺到したため、担当弁護士を大幅に増員することになった。

この取り組みには、他の弁護士会も注目している。そもそも、2000年の司法制度改革により、弁護士の数が大幅に増やされ、この10年間でほぼ倍増したが、裁判件数は横ばいのまま。弁護士会が実施する法律相談の来場者も減少し、「一日待機しても相談が1件あるかないか」という開店休業状態が続いていたため、法律相談件数の増加が至上命題だったからだ。

相談の仕組みはこうだ。担当弁護士は、弁護士会から支給されたスマートフォンを持って待機し、相談が来たら回答を行う。相談が来たにもかかわらず「既読スルー」で10分以上放置すると弁護士会に1万円の罰金を支払わなければならない。待機場所は事務所でも自宅でもよく、待機料は出ないが、相談者から事件の依頼を受けたときは、報酬の7%を弁護士会に支払い、残りを受け取ることができる。ある若手弁護士は、「LINEでの相談だけあって、人生相談のようなものが多く、すぐ裁判になるようなものは少ない。それでも、『ほかに好きな人ができたから今の彼氏と別れたい』という相談や、『上司に叱られた』という程度の相談でも、相手に内容証明を送りつければ事件化できる場合もある。(裁判が減って)自分も生活がかかっているので、頑張りたい」と抱負を語った。

もちろん深刻な相談もある。「(深刻な)相談は深夜・早朝が多いですね。労働問題の相談が多いです。ブラック企業で残業をさせられているので、深夜や早朝しか、相談できる時間が無いのだと思います。ひどい待遇で働かされている人が多いと実感しますし、人権救済のため弁護士になったんですから、(深夜待機も)辛くありません」と語るのは、弁護士3年目A氏。「昨晩もずっとLINEで相談を受けていて、徹夜です。今日は勤務先の法律事務所で夜12時ころまで働いた後、LINE法律相談の待機に入ります。『既読スルー』で罰金を払いたくないので、居眠りしないように気をつけないと」と笑った。

弁護士会の事情に詳しい小林正啓弁護士:「弁護士会は敷居が高いといわれ続けていたが、ようやく市民に気軽に相談してもらえるツールが見つかった。こんどこそ、法の支配を社会のすみずみに及ぼしてほしい。私ですか?私はガラケーしか持ってないので、勘弁して下さい」

 

この記事はフィクションであり、実在の団体や個人とは一切関係ありません。LINEで無料の法律相談を受けたい方は、こちらへどうぞ。

 

 

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コメント

LINEって、PCからもつかえますよねー

投稿: しんたく | 2015年5月15日 (金) 12時02分

そうなんだ。。。

投稿: 小林正啓 | 2015年5月22日 (金) 14時32分

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